原木 (げんぼくと読みます) を使い椎茸が生産されるまでを作業順に見ていきます。
1 原木の準備
山を買う・・・・・しいたけ栽培に使える木は ナラ クヌギ が中心です。
ほかの木は使いません。
ナラ、クヌギが比較的多い山林を見つけ、交渉し、値段をつけ、購入します。
伐採・・・・・・・11月から1月の間に切り倒します。
その後、木の水分を抜くため倒した状態で約一ヶ月くらいおきます。
玉切・・・・・・・約90センチの長さに切ります。
運搬・・・・・・・植菌場所に運びます。
2 植菌
原木に穴をあけ 種こま を打ち込みます。植え込みの時期は春です。
その後 1年3ヶ月〜1年6ヶ月(ないし約2年)間 管理をし、きのこの出る木 ホタ木 に
していきます。
休憩時間
椎茸に使えない木はどうするの?
桜、栗、アカシアなどなど。
多くは山に置いてきます。が、ひらたけ、なめこ、などはこれらで
発生するので、必要におおじて運びます。
また暖房用の燃料や炭焼きに利用もできます。
3 生しいたけ栽培
ホタ木を運び、水につけます。
収穫しやすいように積み上げます。
収穫の終わったホタは次の発生に備え休養させます。
4 乾しいたけ栽培
乾しいたけ用のホタ場に移動し、散水をしきのこの発生を待ちます。
収穫後、乾燥機を使い乾しいたけにします。